小学生が読みやすい、お金の勉強ができる本は?
本が苦手な子でも読める本はあるの?
と、小学生向けのお金の本をお探しの方へ。
実際に読んだ本の中からおすすめを紹介します。
この記事を書いた私は、子供向けから大人向けまで様々なお金の本を30冊以上読みました。
お金の勉強が子供たちの選択を増やしたり、心の安定にもつながることを実感し、お金の教育を実践中。
目次
小学生が読みやすいお金の本5選
小学3年生ぐらいから読めるお金の本をご紹介します。
漫画になっている本も紹介するので、本が苦手な子にもおすすめです。
もう少し簡単に学べるお金の絵本をお探しの方はこちらも参考にしてみて下さい。
学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと
この本をおすすめする理由は、漫画なので子供が楽しんで読めるからです。
楽しんで得た知識の方が覚えていたり、興味を持ちやすかったりします。
この「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズは小学生にとても人気で、本が苦手な子でもあっという間に読めると思います。
この本であれば、「読んでみたら?」と渡してみるだけで、子供が自分から読んでくれる可能性大です。
お小遣いのことや、買い物のことなど身近なことも書いてあるので想像しやすく、お金のことを意識して考えるきっかけになると思います。
小学生が身につけたい!考えるチカラ お金ってなんだろう?
何気なく使っているお金は、そもそも何なのかというところから分かりやすく説明してくれています。
少し難しい言葉も出てくるので、低学年であれば大人も一緒に少しずつ読み進めるのがおすすめです。
主人公が疑問を持つ⇒考える⇒知る⇒疑問を持つ⇒...という流れで話が進んでいくので、考えることや知ることの面白さも感じることができる本です。
例えば、「どうしてタダでティッシュを配っているの?」などの生活の中で当たり前になっていることも解説してくれていて、疑問を持って考えることの大切さを教えてくれます。
明日のために知っておきたい お金のこと
B5サイズのお金の本はあまりないので、文字や絵も見やすかったです。
疑問に答えるだけではなく、理由やポイントも絵を使って解説しているので分かりやすいと思います。
絵が多くて解説の文章が短めなので、親子で一緒に読みやすくおすすめです。
詳しく書いてあるわけではありませんが、お金のトラブルについても書いてあります。
友人との貸し借りやスマホなどでのお金のトラブルも、知っているだけで避けれることもあります。この本を親子で話すきっかけにするのもいいですね。
お金にふりまわされず生きようぜ!
お金についての説明というより、お金の大切な本質を教えてくれるので大人にもおすすめです。タイトルの通り「お金にふりまわされず生きようぜ」という言葉の意味が伝わってきました。
お金の本なのですが、大切にしたい気持ちの部分も表現されていて感動しました。
会話文がたくさんあって物語が進んでいくので、子供に「お金」のことを言葉でどう教えるかの参考にもなります。
お話としてもおもしろいので、絵はほとんどありませんが読みやすく、物語が好きな子はあっという間に読めると思います。
ぜひ読んでみてください。
10歳から知っておきたいお金の心得
お金の知識が少しでもあり、興味がある子におすすめです。
文章での説明なので初めてのお金の本としては少し難しいと思います。
一問一答なので、簡単なお金の辞書のように使ってもいいかもしれません。
おこづかいを分けて貯める方法も書いてあるので、子供と話し合いながら実践してみるとおもしろいと思います。
初めてのお金の本選びのポイント5つ
お金の教育本はたくさんあるので、どの本がいいのか悩みますよね。
特に初めてのお金の本は重要で、子供にとって難しすぎるものを与えてしまうと
「お金の勉強は難しい」「おもしろくない」というマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
お金の本を楽しいと思ってもらえるような子供に合った本を選ぶのが大事です。
子供向けお金の本選びのポイントは以下の5つです。
年齢や子供の知識量にあったもの
子供の年齢や、お金の知識にあったものを選びましょう。
「10歳からの~」などのタイトルや、本の主人公の年齢を参考にしてみて下さい。
年齢より下の物や絵本から始めるのもいいと思います。
絵や表が多いもの
文章だけのものより絵や表が多いものを選ぶことをおすすめします。
難しい言葉がでてきても絵や表があれば、すんなり理解できることもあります。
逆に文章だけでは、パッと見て難しいと感じたり疲れたりするかもしれません。
本を読むのが苦手な子であれば、上記で紹介したような漫画のものを選ぶといいと思います。
専門用語ができるだけ少なく、簡単な文章で説明されているもの
お金に関する言葉は大人でも難しいなと感じるものがあると思います。
子供も同じで、たとえ全てフリガナがあったとしても、知らない言葉ばかりだと何も分からないので面白くなく、飽きてしまいます。
専門用語や難しく感じる言葉は、後から覚えていけばいいので焦る必要はありません。
最初は子供にもわかりやすく短く説明されたものを選びましょう。
子供と一緒に選ぶ
物語が好きな子なのか、一問一答の方が読みやすいのか、漫画が好きなのか。
子供によって読みやすい本は変わってきます。絵が好みかどうかも大切ですよね。
「読みなさい」と一方的に渡しても、なんとなく好きじゃないという理由で読まないかもしれません。ぜひ、一緒に選んでみてください。
まず親が読んでみる
一緒に選ぶ前に、まずは親が読んでみることをおすすめします。
なぜなら、「お金の本」と言っても作者によって考え方や説明の仕方が違うからです。
せっかく子供が本を選んでも親が教えたい内容ではない可能性があります。
私も自分が読んだ中から、子供に選ばせています。
子供の本と言っても、大人も勉強になるので、大変だと思いますが無駄にはなりませんよ。
まとめ:【小学3年生~】お金の勉強ができる本!おすすめ5選
この中で私が一番好きな本は「お金にふりまわされず生きようぜ!」です。
子供が楽しんで読めるお金の本、お気に入りの本に出合えますように。
お読みいただきありがとうございました。