- トイトレが進まなくてイライラする
- トイレの失敗ばっかりで、怒りたくないのに怒ってしまう
- トイトレっていつ終わるの?!終わりが見えなくて辛い
こんな悩みや不安をお持ちのママ・パパへ。
トイトレって一進一退の繰り返しで全然終わりが見えないですよね。トイトレが進んでいると思っていたら、失敗を繰り返すようになってしまったり・・・。自分の子供より小さい子がパンツをはいていたらプレッシャーを感じてストレスになったり。
私もそんなトイトレのしんどさを経験して、やっとオムツを卒業させることができました!そこで気づいたことや、気を付けたことを書きます。
この記事を読んだあなたが、トイトレに対する気持ちが楽になったり、上手く進めていくきっかけになったらいいなと思います。
目次
トイトレは子供の成長の一環
トイトレは、膀胱、脳、伝える力など様々な成長があってからできるようになります。
排泄の成長の流れ
少したまったら反射的におしっこをする→おしっこを溜めれるようになる→たまったことが分かるようになる→出すように脳から指示が出る→トイレ行きたいと伝える→トイレに行くまで我慢する
子供の成長って子供によりますよね。なので、トイトレも子供の成長の一環なのです。
人それぞれの成長に、いいも悪いもありません!
最初にお伝えしたいことは「オムツが早く取れたらえらいわけでも、なかなか取れなかったらダメなわけでもない」ということです。
焦る必要なんかありません!!!
我が家のトイトレ方法
我が子は1歳半くらいからトイトレを始めて約2年かけて、オムツを卒業しました。長かった・・・。
トイトレの期間が長くなるほどイライラしたり焦ったりして、なんとかしようと頑張れば頑張るほど空回り。そこで思い切ってゆっくりトイトレをすることにしました。
ゆっくりトイトレをするとは?
これは親がストレスを溜めないための方法です!
基本的にオムツで過ごして、トイレでおしっこできる回数が増えてから少しずつパンツの時間を増やしていきます。(午前中だけパンツで過ごすなど)そしてパンツでのトイトレと同じで、定期的にトイレに連れていきます。
メリット:失敗しても掃除をしなくていい。外出先でも安心。トイトレ失敗に対する親のストレスが減る。
デメリット:おむつ代がかかる。パンツで過ごすよりもトイトレ完了が遅くなる可能性がある。
失敗するたびにイライラすると、子供もそれを感じ取って「おもらししてはいけない」というプレッシャーで余計に失敗してしまう時もあります。成功の確率をあげるには親が冷静でいることが大切です。
気を付けたポイント
- 子供が感じていることを分かりやすく言葉に出す
- できたことを徹底的に褒める
- 失敗しても感情的に怒らない
子供が感じていることを分かりやすく言葉に出す
オムツでおしっこするのが当たり前になっているので、その不快感を子供自身に気づかせるためにしっかり声掛けをします。
ポイント
- オムツでおしっこした場合→「オムツでおしっこしたら気持ち悪いね」「お尻が冷たいね」「オムツ重たいね」など。
- パンツに挑戦した場合→「パンツは柔らかくて気持ちいいね」「好きなキャラクターのパンツかわいいね」など。 3歳~4歳の子には「もぅお姉ちゃん(お兄ちゃんに)なるんだね」「ママ(パパ)とおんなじだね」などの声掛けも効果的!
何度も繰り返し伝えることで、「オムツ気持ち悪いな」「パンツの方がはき心地がいいな」と意識するようになり、自分の意志で「パンツをはきたい」と思うようになります。
できたことを徹底的に褒める
先ほどの声掛けと似ていますが、できたこと一つ一つを褒めることで子供が自信を持つようになります!「トイレでおしっこをする」という目標が達成されなくても、それにつながる行動一つ一つを子供の成長として褒めましょう!
- トイレに座らなくても、「トイレに入れたね」
- おしっこでなくても「トイレに座れたね」
- 朝だけパンツで過ごせたね など
もちろんおしっこがでたらしっかり褒めてあげてください!
失敗しても感情的に怒らない
感情的に怒るのは逆効果になってしまいます。おしっこが怖くなり、我慢してしまうこともあるようです。
失敗したとき「失敗してしまった」と子供も感じています。だから、怒ることはせずに「次は一緒にトイレ行こうね」という風に次へつながる言葉を伝えてあげれたらいいですね。
感情的に怒らないためにもオムツでトイトレを始めることをおススメします!
どうしてもイライラして怒ってしまう場合はトイトレを休憩!
イヤイヤ期と重なったり、長いトイトレでどうしてもイライラしてしまって怒るときもあると思います。そんな時はトイトレをお休みしましょう。
ただ、トイレには連れていかなくても声掛けはできるだけ続けてみることをおススメします。子供もいろんなことを考えれるようになる年齢です。声掛けを続けるだけでも変化はあると思います。
何のためのお休みかというと、親が冷静さを取り戻すための期間です!親が冷静になってから始めると意外とスムーズにいくときもあります。
始めにも言いましたが、トイトレは子供の成長の一環です!「トイトレをやめている」のではなく、「子供の成長に委ねている」期間として楽に考えていきましょう。
また、いつまでに「トイトレ完了する!」といって期限を決めてしまうことも、知らず知らずのうちにストレスにつながってしまうので「いつかは取れる」という気楽な気持ちで進めていけたらいいですね。
まとめ:トイトレでイライラしないために、オムツのままでトイトレする方法!
- オムツのまま定期的にトイレに連れていく
- 徐々にパンツで過ごす時間を増やす
ポイント
- 子供が感じていることを分かりやすく言葉に出す
- できたことを徹底的に褒める
- 失敗しても感情的に怒らない
トイトレは本当に一進一退で、長引くほど親も周りのプレッシャーで辛いと思います。我が家でもいつ取れるか不安でたまりませんでしたが、ある時急に「トイレに行く」という回数が増え、あっという間に卒業しました!補助便座も、踏み台も使わなくなって「大人になったやろ」とドヤ顔で言ってくれます。「オムツはちょっと恥ずかしい」「大人になりたい」という感情が芽生えたみたいです。
それぞれの子供のペースで心と身体が成長し、オムツが取れる日がいつか来ます!今はしんどい期間だと思いますが、焦らず楽な気持ちでトイトレを進めていけるように参考になればうれしいです。
最後に
トイトレ時期のお子さんが周りにいる方は、親からトイトレの相談を受けるまで何も言わないであげてください。「○○ちゃんはオムツ取れてるのに、まだ取れてないん?」などは禁句です。
ささいな一言でもすごくストレスが溜まってしまいます。
もし、アドバイスをされるなら「いつか取れるから焦らなくても大丈夫」と伝えてあげて欲しいです。